総務部は、事業活動が円滑に進むように会社を支える「縁の下の力持ち」的な存在です。当社の総務部には3つのグループがあり、人事労務、危機管理、役員秘書などを担う「総務」、予算・決算、購買、監査補助などを担う「経理」、経営計画やコンプライアンス、情報システムなどを担う「企画」で構成されています。私は企画グループで、コンプライアンスとDX推進の2つをメインに担当しています。コンプライアンスでは日々の情報発信のほか、企業グループ規模で行われる連絡会等への出席、経営層への報告などを担当しています。またDX推進では、その達成に向けて設置された「DX推進ワーキンググループ」の事務局として、ワーキンググループの活動内容の検討や、DXツールの全社展開に取り組んでいます。また、2024年4月に策定された「DX推進方針」に則り、社内のDXリテラシー向上に向けた基礎教育も展開しています。
管理部門の面白さは、会社全体の動きを知ることができる点だと思います。以前、事業部門にいた頃は、当然ながら自部門に関することが頭の大半を占めていましたが、現在の所属部署に来てから、各部署や事業所の動きやつながりを知る機会が多くありました。自分の会社のことを深く知り、考えることができ、良い経験ができていると感じています。
コンプライアンスもDX推進も、絶対的な正解がない点が難しいと感じています。前例がない業務もあり、試行錯誤の毎日ですが、自分で物事を考えて切り拓いていくことは、今後の成長につながると信じて日々取り組んでいます。また、自分だけでは行き詰ってしまうので、社内外のさまざまな方に意見を伺ったり情報交換をすることもあり、そうした際に新たな知識や視点を得ることも日々の勉強になっています。
入社1年目の頃、上司から「作業は誰にでもできること。仕事とは、その人にしかない付加価値をつけること」と教わり、今も大切にしています。また、当社はさまざまな事業を展開していますが、管理部門で会社全体の情報がわかると、その解像度が上がるので、街を歩いているときに「これは当社に関わりがあるものだ」と発見することもあり、当社が陰ながら地域社会に貢献していることを実感します。今後は電力ビルの再開発も控えているので、これまでより当社の認知度が上がっていけば嬉しいなと思っています。
自分ならではの付加価値を作り出すこと、そして会社の根幹に携わっているという責任感を持つことです。プレッシャーを感じる場面もありますが、一従業員としても、より良い職場にしていきたいという思いで取り組んでいます。
今後どの部門に異動することになっても、事業部門と管理部門どちらも経験していることを強みとして、多角的な視点で物事を考えられる人材を目指したいです。また、機会があれば同じ総務部門でも全く業務が異なる人事労務系も経験してみたいと思っています。
就活時には「生まれ育った東北・新潟エリアで、暮らしや経済の基盤として社会貢献したい」という思いを軸としていました。その思いを深めていくなかで、それが幅広い事業分野で実現できる当社の事業内容に興味を持ちました。
就活期間には、自分と向き合う時間が多いのではないでしょうか。自分の成り立ちを振り返ることは、今後進んでいく道のイメージにつながると思います。悩むこともあるかもしれませんが、みなさんが納得できる道を選べるよう応援しています!